写真教室にて

本日は写真教室の日でした。講師は沢田ひろみ先生。今期最後の授業でした。
薄曇りの空の下、外に出て写真を撮って来てくださいとの課題に生徒一同あたふた。何を撮ったら良いのやら悩みました。

学校は商店街沿いにあるのです。ちょっとさびれた様子の通りに色鮮やかなビニールのもみじが目に付いたのでそれにピントを合わせて撮ってみました。

ぽつんと横づけされた自転車。
植木の影からパチリ。
漠然とした風景から目的もなく、さあここから何かを撮れと言われても困ります。自分の感性を試されている気がします。漠然として見えるのはわたしがそのようにしか見ていないからなのでしょう。
レンズを向けて主役となる対象物を決め、風景から画面を切り取ると、漠然としていた世界はその瞬間、意味のあるものへと変わりました。

教室に設置してあるハンガー掛けラックに布をかけてそれを背景にし、ブライスも撮影しました。

背景を黒い布にするとまたがらりと雰囲気が変わります。
白い服が浮き立つようです。

モノクロで撮ってみても面白いですよと先生に言われ、早速設定を変更。メニューから「ピクチャースタイル」を選び「スタンダード」から「モノクロ」へ。
陰影がはっきりして黒いまつ毛が印象的。ブライスの新しい表情を引き出せた気がします。
それにしても今のカメラには便利な機能がたくさん備わっているというのにちっとも使っていないというこの現状。
教わる度に、「こんなことも出来るんだ〜」などとのんきに感心したりして、宝の持ち腐れですね。
「モノクロ」設定もはじめて使いましたよ。

反対側から撮ると光の向きが変わってまた違った表情が…。
今日は今まででいちばんうまく撮れた気がします。
家でも教室で教わったことを生かして撮影出来るといいのですが、なかなかうまくいきません。
しかし以前に較べたら随分と良くなったと思うので進歩はあるのでしょう。
こうして自分の撮った写真を見て、「かわいい〜!」なんて思うこと、前にはなかったことですからね。