カスタム初挑戦!


ブライスのカスタムに挑戦しました。元の人形は「カジュアルアフェア」と「カシオペア」です。
二体ともフェイスタイプはラディエンスとあったので同じ型ということですね。
 
服は7月度のモモリータ先生の教室で作ったものです。
シルクスクリーンでプリントした絵に色をつけ、模様を描いた布を縫い合わせました。
布に直に模様を描くって面白いですね。最近のツモリチサトのラフなイラストのワンピースを思い出します。

ブライスはそのままで充分かわいいと思っていましたが、写真を撮るとテカってしまうのがどうにも気になっていました。なので顔をマットにして、まつげを付け替えるくらいのカスタムを考えていたのですが、ネットでいろいろと調べているうちに顔削りもやってみたくなり、いきなり挑戦してしまいました。

削ったところ

  1. 目の周りを少し(まつげがひっかかるとのことなので)
  2. 口周り
  3. あご部分(割れたあごをひとつにしました)
  4. 目のギミックの下部分(アップで写真を撮ったとき見えにくくなるらしい?)

植毛にも挑戦してみましたが、はじめてのくせにカールヘアなんて選んだものだから、髪がからまって大変でした。
金髪のおかっぱ頭は「カシオペア」です。てきとうにカットしたんですがうまいこといきました。

メイクはパステルと色鉛筆でやりました。
唇だけMr.カラー(溶剤系アクリル樹脂塗料)を塗りました。
というか最初間違えてタミヤカラー(水溶性アクリル樹脂塗料)のクリアーを買ってしまったため、きちんと色が乗らなかったり、あとから買ったMr.カラーと色を混ぜようとして固めてしまったりと、失敗ばかりしていました。
プラモデル屋さんに同じように並んでるけど性質が違うものなのですね。
勢いでてきとうに買って、失敗してから「あれ!おかしいぞ?」となって調べることが多いです。

実は唇も削り過ぎて失敗しています。
はやりのぷっくり唇にしたかったのになぜかこんな薄い唇に!
二体ともエポキシパテをくっつけて、気持ち形を整えています。
パテの色がベージュで、肌の色とは違うので、塗ってごまかせる唇部分だけにしました。
エアブラシがあれば全体に吹き付けて同一化出来るようですが、残念ながら持っていないので、いかにごまかすかに苦心しました。

目の玉もホイル折り紙をはさみこんで「キラ目」というヤツにしてみました。
目の玉を外すのには非常に苦労しました。
ボンドがしっかりついているものは、何度も何度もお湯につけてふやかしました。
スリープアイが出来るようにもしました。
チャームはボタンをくっつけました。

「こんな感じに作りたい!」という、思ったようには作れませんでしたが、ルーターで削るのも、やすりをかけるのも面白かったです。今まで触ったこともなかった道具に触れて、いろいろと勉強にもなりました。
以下、わたしが使ったものを貼りつけておきますのでまたどなたかの参考になれば幸いです。

ブライスカスタム基礎ノート (CWCブックス)

ブライスカスタム基礎ノート (CWCブックス)

ほとんどこちらにカスタムの手順、方法、道具が載っています。
[rakuten:brico:10002512:detail]
ルーターは安いのから高いのまでいろいろありますが、安いのは手ぶれが怖かったのでメーカー品にしました。
ビットがいろいろあってもよくわからなかったのでシンプルなのを選びました。削ってブラシでメイクしました。下まつ毛を描きました。柔らかいガムみたいなのが二枚入っています。
それを同じくらい切り取ってコネコネしてくっつけます。
素手でさわると手が荒れるらしいです。
でも手袋すると感触がわからないので急いでコネコネしてくっつけて手を洗いました。
ぬれた布きんで手をふきつつ、形をととのえました。
手は無事です。
Mr.スーパークリアー スプレー つや消し B514

Mr.スーパークリアー スプレー つや消し B514

顔を削ったあとに吹きかけます。
これをしないとパステルの粉も乗りにくかったです。
パステルを乗せたらまた吹きかけて定着させてと二回ふきつけました。
 
***
 
まだまだ挑戦したいけど、いい加減人形を作らないといけなくなってきたのでしばらくお休みです。
カスタムするとまた愛着がふつふつとわいてきますね。
洋服作ってあげたーい!
・・・けどガマンガマンです。
次にとりかかれるのは11月かな〜。
・・・遠いな〜。