落ち込むこと


先日テレビを見ていたら写真家の梅佳代さんが出ていて、視聴者からの「落ち込んだ時どうしますか」との質問に、「落ち込まないです」と答えていたのが印象的でした。
今日仕事でミスをしてしまい、家に帰ったらどっと落ち込んで、畳に寝転びながら、ああ〜不毛だな〜と思いつつ、くよくよとそのときの状況を思い返していました。
問題点を明確にして、同じミスを繰り返さないことが大切なのだと思います。そのためにそのときの状況を思い返すことは必要ですが、どうやら落ち込んだのはそのときの周りにいた同僚の反応に対してのようです。
「冷たかった気がする」「呆れていた気がする」などと他人の気持ちを勘ぐって、ひとり、落ち込んでいるのです。
ミスに対しては、実は、しょうがないことだったな、と思っているのです。
落ち込むと、気持ちが沈んでどんよりします。そのことにとらわれてぐだぐだと過ごしてしまったりします。
その時間をなんとも不毛だな、と思うのです。
落ち込んで一体なんの得があるというのでしょう。
落ち込むたびに落ち込む自分が不思議になるのですが、こうして文章にしてみたら、自分を一番落ち込ませていることが何なのかがわかっただけでも良かったです。
いつもと同じでした。
…進歩無いなあ。