教室のお手伝い

f:id:hanabun99:20180420170930j:image

モリータ先生の人形服教室のお手伝いをしてきました。

新しい生徒さんが増えたのでアシスタントです。

今日作ったのは袖付けのないブラウスとタック入りの吊りパンツです。初めての人でも縫いやすいシンプルな形を取りつつも先生らしいテイストのデザインでまとめられていてさすがだなぁと思いました。

私も先生の教室には長い間、通わせてもらい、学んだことは数知れず。しかしなんと言っても教室の和やかな雰囲気が好きで、なかなかなやめる決心がつかなかったんですよね。

久し振りに参加した教室はアシスタントという立場ではありましたが、やはり楽しかったです。

最近、パート先で嫌なことがあったせいもあり、余計にこの教室の雰囲気に救われた気がしました。

楽しいって思える場所、人と出会える時間って大切ですね。

 

売るもの、捨てるもの

この歳になって夫の転勤話が出ています。

結婚して20年以上になりますが、同じ家に住み続けています。過ごした月日の分だけ物もそこかしこに鎮座しているわけで、いつかは片付けなくてはいけないと思っていましたが、その「いつか」が今、やって来たのでしょう。

今日も朝から不要な物を片付けていましたが、「もったいないかな」と思うものはメルカリに出してみたりして、写真を撮って〜、傷の有無をチェックして〜、それを記載して〜なんてことをやっていると一向に進まないわけでげんなりして来ます。

いっそのこと、ゴミ袋に全部突っ込めたら楽なのに、変に物に対して思い入れがあるとそれが出来ないんですよね。

趣味に合わないもらいものだと新品だろうが思い切り良くゴミ袋に入れられます。

だけど好きな本や雑誌は、どこかに探している人がいるかもしれない、などと考えてしまうんですよね。

私もそうやってメルカリで買い物をして来たからかもしれません。

大した値段を付けているわけでもないので労力が見合わない気もしますが、ちまちまやっています(°_°)

 

こでまりっぽい花

f:id:hanabun99:20180410223550j:image

こちらも染花の宿題。こでまりっぽいものになる予定。2、3枚の抜き弁に穴を開けてペップを通す。これをたくさん作っておいて組み立てます。

染花はとにかくコツコツとした作業の連続。ラジオクラウドを聴きながらが多いけど、今日はアニメを流しながらやってしまった。Netflixで「魔法使いの嫁」。アニメって画面が見えないと面白さ半減だよね(°_°)

また時間があったら見直したい…

新しい文化人形

今回「春」展に出品するにあたって製作したのは文化人形です。

以前より作りたかったスタイルのいい文化人形です。全長はブリムを含めて30センチ。

 

https://www.instagram.com/p/BgfbXjjgRNj/

洋服に使った生地はいただきものの着物のはぎれです。

はぎれなので小さいものが多く、そのためはぎ合わせて作りました。苦心の結果、かえって面白い柄合わせになったのではないかと思います。

首周りに使用しているレースはベルギー製。

父が以前旅行に行ったときにリクエストしてお土産で買ってきてもらったものです。蝶が編み込まれています。

スカートのベルト部分に使用しているのは骨董市で購入した羽織紐です。

かわいくてたくさん買ったはいいけれどずっとしまいっぱなしでいました。埃っぽかったのでやさしく洗濯をしています。

https://www.instagram.com/p/BgfaW-GgL3g/

洋服は着せ替えは出来ませんが、モモリータ先生の型紙教室に通ったおかげで体にぴったりの服を作ることができました。

https://www.instagram.com/p/BgfcIOGghoL/

名前は「ほのか」と言います。

展示会に出品したり委託をお願いするときにはその人形の名前を考えるのに悩みます。

個人名称のような名前をつけることはほとんどなかったのですが、テーマの「春」に対して考えた結果、この名前が浮かびました。

うららかな春を思わせるような、「ほんのりした子」をイメージしました。

 

そしてもう二体。

こちらは名前を「まりこ」と言います。

「ほのか」とは違い、明るくおもちゃの毬のようなイメージで作りました。

https://www.instagram.com/p/Bgfc7Mcg_EC/

https://www.instagram.com/p/BgfdNjAAs-k/

「ほのか」も「まりこ」も今までとは違った目の描き方をしています。

今までは昔ながらの文化人形を意識しつつ、きっちりはっきりとした目を描いていましたが、ここ数年の私の試みである、「粗さ(あらさ)」に挑戦しています。

なんでしょう、「雑(ざつ)」とは違った、「臨場感」とでも言いましょうか。

なかなかうまく言い表せませんし、それがすべてにおいて成功しているとも言えませんが、小さな試みです。